最も危険な音楽とされる「ワルキューレの騎行」。それはなぜか?

ほのぼの倶楽部は、忙しい現代だからこそ、自分の時間、そして一つ上の生活を目指すことを提案します。

 好きな音楽を今、ここで探してみよう。amazon.co.jp

ワルキューレの騎行

●戦いのイメージにぴったりの音楽。
 曲名は知らなくても、どこかで聴いたことがある音楽。ホルストの「火星」(惑星より)と並んで、戦いのシーンによく使われる曲の一つ。
 ワルキューレの騎行を有名にしたのは、フランシス・コッポラ監督の『地獄の黙示録』。ヘリコプター部隊がワルキューレの騎行をBGMに飛ぶ様は圧巻。

●ワーグナーの大作。〜上演時間14時間以上〜。
 有名なワルキューレの騎行は、楽劇「ニーベルングの指輪」の中の一つの曲で、「ニーベルングの指輪」はワーグナーが35歳の1848年から61歳の1874にかけて作曲された。4部構成で、序夜と第1夜から第3夜まであり、ワルキューレの騎行は、第1夜「ワルキューレ」の第三幕の前奏曲。「ニーベルングの指輪」を全曲演奏すると、実に14時間以上にもなるため、全曲を収録したCDは数少ない。DVDでも6枚になるのだから見るには時間と根気が必要(ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指環》全曲)。


●最も危険な曲。
 ドライブ中に聞く音楽で、もっとも危険な曲は、ワーグナーの『ワルキューレの騎行』である、という調査結果が、英国の自動車関連の調査・プロモーション機関であるRACファウンデーションによって発表された。
 同調査によると、1分間あたり60ビートを超えるハイテンポの楽曲を、90デシベル以上のボリュームで聞くと、ドライバーの危険回避の動作は約20%遅れるという。こうした音楽を聴いていると心臓の動悸が早くなり、血圧があがるためだという。
 確かに、『ワルキューレの騎行』を聴くと気持ちが高ぶる。これは是非、仕事などで気持ちを高ぶらせることが必要な時に聴きたいもの。ただ、好戦的になってはいけないが・・・。
地獄の黙示録サントラ版   地獄の黙示録・特別完全版 サウンドトラック

 ワルキューレの騎行を一躍有名にした『地獄の黙示録』のサウンドトラック版。全曲リマスタリングで、
カーマイン・コッポラ/フランシス・F・コッポラ親子による新曲と未収録曲を加えた新改訂盤。
 ワルキューレの騎行では、ショルティ指揮ウィーン交響楽団が演奏している。

ワーグナー:管弦楽曲集   ワーグナー:管弦楽曲集

 ワーグナーを最も得意とした、フルトベングラー指揮による名演曲集。ここで収録されているワルキューレの騎行は最後の録音。

ニーベルングの指環 (ハイライト)   ニーベルングの指環 (ハイライト)

 1968年録音のデジタルリマスター版。セルの演奏が円熟味を増したといわれる晩年もので、ニーベルングの指輪のエッセンスを凝縮したもの。

ワルキューレの騎行(地獄の黙示録)~映画のなかのクラシック   ワルキューレの騎行(地獄の黙示録)~映画のなかのクラシック

 DENONやスプラフォンの名演奏から映画音楽を集めたオムニバス集。ワルキューレの騎行はヤノフスキ指揮によるドレスデン・シュターツカペレ演奏。1980年台のデジタル録音。

ベスト・オブ・カナディアン・ブラス   ベスト・オブ・カナディアン・ブラス

 1970年にカナダのハミルトン・フィル金管部門5人の首席奏者で結成。確かなテクニックと高い音楽性を持った彼らのベスト・アルバム。
 金管アンサンブルでここまでできるものかと感動できること必至。

 Amazon.co.jpアソシエイト
ワルキューレの騎行を探す
 

癒しの音楽関連ページ

音楽を聴こう
ネット検索
そろそろクラシックを
頭がよくなるクラシック
モーツァルト
パッヘルベルのカノン
主よ人の望みよ喜びよ
ホルスト「惑星」
グリーンスリーヴス
ワルキューレの騎行
●結婚式のBGM
●胎教の音楽
宮崎アニメの音楽を聴く

   


Copyright (c) 2004 Honobonoclub,All rights reserved

姉妹サイト


いつでも気軽に読むページ


木製品のある生活を提案します。