もうすぐ会える赤ちゃんに、胎教の音楽～ほのぼの倶楽部

胎教の音楽

●胎教とは？
　胎教と聞くと、胎児のうちから音楽や英語を聴かせ、赤ちゃんの脳の成長を促すと思われがちですが、実際に胎教の効果としてはまだ研究が進んでいる段階です。
　しかし、胎教の効果として、ママのリラックスを促し、心地良い状態になれば胎児へもよい影響を及ぼすとされています。
　胎教とは、母体であるママと胎児である赤ちゃんをリラックスさせ、妊娠への不安を取り除き、赤ちゃんへよい影響を及ぼすためのものと思ってください。

●胎教には音楽？
　上記でも述べたように、胎教は第一にママがリラックスすることですので、音楽に限ったことではありません。アロマでもいいのです。
　ただし、アロマは子宮を収縮させる作用のあるものもありますので注意が必要です（特にラベンダー系）。
　風呂でリラックスでもいいのですが、あまり長風呂になってのぼせてしまうことに注意。ほどほどが一番いいのです。
　そして、音楽ですが、好きな音楽をかけることによって、最も安全で簡単にリラックスすることができます。なにかと不安になりがちな妊娠時期ですが、お気に入りのCDを何回も聞いて、気分を落ち着かせるようにしましょう。

●ママがリラックスできれば、胎児もリラックス
　ママと胎児はつながっています。よって、ママの気分がそのままダイレクトに胎児にも伝わります。胎児とのコミュニケーションも大事で、優しく声を掛けることによって、胎児は喜びます。そしてママがリラックスすると、胎児もリラックスします。
　昨今、妊娠への不安から気分が優れない、そしてイライラするママが多いと聞きます。それはリラックスする手段を知らないからで、不安なことは人に聞く、愚痴はパパに聞いてもらう（パパの責任も重大ですよ）、そして音楽を聴いてリラックスする。
　イライラし続けると胎児に悪い影響を及ぼします。産まれてきてからも、ななか泣かない（笑わない）といった感情が希薄になっている。物事に積極性がないなどの報告があります。
　胎教した人には不思議と安産が多いという報告もあります。これは赤ちゃんが出産のストレスを受けにくく、身体の回転がスムーズに進行するためだといわれています。
　不思議なことが多い妊娠、そして出産ですが、いかにストレスを取り除くか？それがよい出産につながるのです。

●どんな音楽がいいの？
　では、胎教にはどんな音楽がいいのでしょう？何回も言っている通り、ママがリラックスできることが大事です。ですから、ママが好きな音楽でかまいません。ただ、胎児はお腹の中でも周りの音を聴いています。よって、おなかの中で聴いた音楽をより好むようになります。ジャンルが偏らないようにさまざまなジャンルを聞かせてあげるとよいでしょう。今では様々なジャンルの音楽を集めた胎教用のCDも数多く出ているので、参考にしてみるとよいかもしれません。またクラシックは様々な音楽に通じるので、最もよいと考えられます（ある研究では脳の形成にいいという結果も）。もし、ママがクラシックが好きであれば、大いに聴かせてあげましょう。また、あまり好きでないママは、あまり無理をせずに、聞いたことのあるクラシックを聴くようにしましょう。クラシックにおいても、胎教用のそしてどこか聞いたことのあるものを集めたCDも出ているので、聞いてみるといいでしょう。思いがけず、クラシックの良さが再発見できるかもしれませんよ。
　そして、生まれてからも、音楽を聴かせてあげましょう。お腹の中で聴いたことのある音楽で、赤ちゃんのお気に入りであれば、泣き止んだり、安心して眠ったりしますから。不思議ですけどね。

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