定価157,500円(税込)
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ムラウチ
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マランツの「SA」を冠するSACDプレーヤーの通算10号機となる記念すべきモデル。そのためか、外観上の作り込みは贅沢で、正面、側面、天面からは筐体を構成する部材を固定する取り付けビスが一切見えないという手の込みよう。フロントパネルに内蔵されたブルーのイルミネーションが美しく映える。
外見寸法は、SA-11S1の440mm×123mm
418mm、14.0kgに対して、SA-15S1は440mm×123mm×419mm、13.5kgで、ほとんど変わらない。口コミでは、SA-11S1とSA-15S1の価格差は感じられないとまで言われるほど。それだけSA-15S1のコストパフォーマンスが高いということ。
使用しているDAC、電源はさすがにSA-11S1よりは劣るものの、そこはお得意のアンプ技術で音質を高めている。ちなみに、電源トランスは、SA-11S1のトロイダルトランスに対して、SA-15S1はEIコアトランス。価格差の割に、重量があまり変わらないのは、重量的に重たくなるEIコアトランスによるものと思われる(効率的にはトロイダルトランスの方が上)。
音質は最近のマランツサウンドを踏み外すことなく純粋に踏襲している。高音ののびは一級品。ただし、中域のふくらみは、SA11-S1よりは若干やせている感じか。それゆえ、細身の少女という雰囲気。
あまりがんがん鳴らすのではなく、しっとりとした雰囲気の音楽が似合いそう。
同価格帯では、DENONのDCD-1650AEがある。伝統の1650と新進気鋭のSA-15S1。この対比は非常に面白く、そして迷う存在。流す音楽によって使い分けるなんて贅沢をしてみたくなるのは私だけではないはず。
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